ダイヤ財団新書29 超高齢社会を生きる -介護保険・介護予防の今とこれから 2009.3発行

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本書は、財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団が主催した財団設立15周年記念シンポジウム(2008年11月4日開催)の講演録です。
超高齢社会に入った日本では、様々な問題が存在しますが、その一つに要介護高齢者の増加があります。
この対策として、社会的介護の仕組みづくりである介護保険制度が導入されましたが、この制度がどのような考え方から出来上がったのか、どのような目的を持っているのかについては、あまりよく知られていません。さらに近年、この介護保険制度の補完する試みとして、介護予防(元気な高齢者づくり)がクローズアップされています。この介護予防には身体的な対策である側面と心理的な対策である側面があり、ともに大変重要です。本書では、介護保険制度の成り立ちや特徴について詳しく解説し、さらに介護予防の身体面、心理面、両方の課題と方策についても解説を行います。
第1章では、聖学院大学の古谷野亘先生から、シンポジウムの目的と、現在の日本の超高齢社会における課題と、その対策である介護保険・介護予防の背景や経緯について解説がありました。
第2章では、介護保険の創設に携わられた厚生労働省 国立保健医療学院の筒井孝子先生が、介護保険制度の目的と仕組み、創設の経緯、医療保険制度との比較、要介護認定や給付と保険料の現状と今後の課題について述べました。
第3章では、東京都老人総合研究所の新開省二先生から、介護保険制度の中の介護予防のポイントについて詳しい解説があり、身体面のみならず社会参加の重要性を訴えるなど、介護予防の現状と課題について報告がありました。 第4章では、明治学院大学の佐藤眞一先生から、人生後半期において、生きがいや精神的な充実が重要であること、依存と自立に関する柔軟な考え方など、超高齢期におけるハッピー・エイジングについてお話がありました。
最後に、4人の先生方によるパネルディスカッションを行い、介護における家族の役割、介護保険における給付と保険料の問題、上手な依存、都市部の介護予防プログラムなどについてご意見を伺い、今後の介護や高齢期に持つべき意識についての貴重な示唆を得ることができました。
ダイヤ財団新書29

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