【試読版】考古学からみた琉球史  下

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レーベル
おきなわ文庫
シリーズ
おきなわ文庫電子版

0円(税込)

*紙本からテキスト起こしをおこないました。一部誤字、体裁のくずれなどありますことをご了承ください。

【試読版】考古学からみた琉球史  下

本書は、一九七六年以後の拙論の中から、いくつかを撰んでまとめてみたものである。一般書の形にするために、大幅な補筆と各章・節の間に脈絡をつける文を付け足して、ストーリー性のある読み物として整えたつもりである。

●本書は1991年にひるぎ社より刊行された作品を、著者たちの協力のもと電子書籍として復刻したものであり、底本を元に加筆・修正している。

●ひるぎ社『考古学からみた琉球史 下 ―古琉球から近世琉球へ―』(1996年7月15日 第3版発行)に基づいて制作されました。

今回の復刻にあたって、たくさんの先生方、故人にあたってはご遺族の方々に多大なご協力をいただきました。代表として、相談役を引き受けて下さった高良倉吉先生に心よりお礼申し上げます。
秋山夏樹
【試読版】考古学からみた琉球史  下

目次

下巻 もくじ

四章  古琉球の王国思想と島津の琉球征服

   中城湾岸の経済発展と古琉球の英雄たち

    海外交易と政治権力 /政治的有力者出現地の移動 /水稲二期作の展開と中城湾岸の経済発展 /中城湾岸の時代

   石碑文様に表現された王国の思想─日輪双鳳雲文から宝珠双龍雲文へ─

    てだこ(太陽の子)思想 /日輪双鳳雲文と宝珠双龍雲文 /王府・王家の石碑 /琉球石碑の型式 /碑首の文様 /王府・王家石碑文様の変遷 /宝珠双龍雲文の出現 /琉球漆器等における王府・王家の文様変遷 /日輪双鳳雲文の解体と宝珠双龍雲文の成立 /王府・王家の文様としての宝珠双龍雲文 /宝珠双龍雲文の成立時期

   日輪双鳳雲文の成立・解体と宝珠双龍雲文の形成

    日輪双鳳雲文の意味 /島津の琉球征服と尚寧王の石碑 /日輪双鳳雲文の解体 /宝珠双龍雲文成立の背景 /清朝の成立と琉球王国

五章  古琉球の地域共同体から近世村へ

   近世琉球の「村」の形成をめぐる問題

    古代的な近世琉球の村 /近世琉球の農業共同体的な村 /地割基準の地域差(本来的な地割制の北部と変容した南部)/血縁的な国頭の村と地縁的な島尻の村 /単一マキ村落と複合マキ村落 /マキ村落以前の原初的小集団 /不井然型集落からゴバン型集落へ /近世村とグスク時代遺跡の系譜的関係 /前近代琉球社会の構造的転換 /古琉球的村と近世的村 /複数集落構成の古琉球的村と単一集落の近世的村 /仲松「マキ村落論」の整理

   近世村の系譜──稲福村の形成──

    近世村の系譜 /稲福村の拝所構成と集落形態 /稲福村落の考古学的調査 /稲福殿遺跡から中道地区集落へ /糸数村の形成 /城村の形成

元文検地と桑江村の耕地

    近世的村の形成と元文検地 /元文検地と針図 /『羽地間切針竿帳』と『北谷間切桑江村竿入帳』 /方角表記の解読 /竿入帳の記載内容 /針図の作成 /桑江村の耕地分布

   一八世紀羽地の古琉球的村と近世的村

   『羽地間切針竿帳』の測量方法 /「針図」の復元 /原の区分原理 /村の耕地分布の集中型と分散型 /村の領域と原の区分原理 /原の再編と耕地入り組みの整理 /羽地の古琉球的村と近世的村 /グスク時代羽地の地域共同体 /古琉球的村とグスク時代地域共同体

   古琉球のシマ・マキヨから近世村へ

    古琉球のシマとマキヨ /古琉球のシマから近世の村へ /元文検地期の古琉球的村と近世的村 /近世のマキ村落と古琉球のマキヨ集落 /考古学からみた一六世紀のシマ /近世羽地の古琉球的村 /地域共同体・シマ・古琉球的村・近世的村

六章  近世琉球の農業と窯業

   近世桑江村の稲作の二形態

    元文検地と桑江村の稲作 /桑江村の耕地分布 /桑江村における稲作の二形態 /古琉球稲作の二形態(再生作と二期作)/近世桑江村の稲作の系譜 /近世の農耕暦 /作物栽培の地域色

   近世琉球窯業の展開

近世瓦窯の起源と壺屋窯以前 /瓦生産の拡大と壺屋窯の成立 /擂鉢について /擂鉢の型式分類と編年 /各型式の年代 /近世陶窯の展開 /陶窯の地方拡散 /擂鉢Ⅱ式期の瓦生産の飛躍的発展 /近世窯業の転換期

参考文献

あとがき

電子書籍版のあとがき──『考古学からみた琉球史』以後

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